人口減少が進む日本、厚労省の推計によれば2053年には国の人口は1億人割れが予想されています。
消費も停滞、経済成長が期待出来ず、賃金は上がらないどころか明日の雇用も読めない時代です。
政府は莫大な財政赤字を抱えて、弱者への救済、優雅な高齢化社会など期待出来ません。
自分の身は自分で守る。備えあれば憂いなしで、将来に備えて若いうちから資産作りを頑張らねばなりません。
今頑張れば、頑張っていない人と比べると5年後、10年後に大きな差が出来ます。
若い人には、時間があります。毎月積み立てで貯金をして、株式や投資信託などのリスク資産へも積み立てで長期投資する時間があります。
50歳を過ぎれば最早守りを考えねばなりません。老後を思えばもう冒険は出来ないのです。思い切って資産作りに舵を向けるのは若い時です。
『代表的な主な資産作り方法』
*積立貯金
勤める会社に財形貯蓄の制度があれば、制度を利用して給与天引きで積み立てます。
将来マイホームを持つ希望があれば、住宅財形もあります。
*確定拠出年金
制度があれば加入します。掛け金は非課税、期間中の運用益にも課税されません。
運用先を自分で選ぶ事になるので、色々と勉強が必要になります。
最初は無難な定期預金などを選びながら、慣れて来たら様々な商品の中から熟慮選択して投資します。
確定拠出年金は60歳まで引き出せず、長期に亘って運用するのでこれで成果が出せるかどうかは資産作りの大きなカギになります。
*自社株買い
自分の勤める会社の株を給与天引きで毎月買います。
会社が奨励金を、掛け金の5%など出してくれるところもあるので、毎月5000円~10,000円くらい付き合っても良いと思います。
万が一東電・東芝・タカタ・シャープなどのように企業が存続の危機に陥ると長年積み立てて大きな投資をしていれば、大損となりますので勤め先といっても過度ののめり込みは禁物です。
*株式・投資信託の積み立てによる購入
自分の好きな会社、詳しい業界の会社の株を積み立てで買います。
知らいない会社、知らない業界へは手を出さない事です。
日々の株価の値動きで右往左往する事になります。
毎回配当が出る度に投資に回せば複利効果が期待出来ます。
複利効果が得られるような投資をしないと資産は増えません。
ネット証券であれば投資信託に数千円から積み立て投資出来ますので、投資信託には気軽に投資出来ます。
月々同じ金額を、相場の環境が悪い時(安い時)は多く買い、相場の環境が良い時(高い時)は少し買います。
買い上げの平均単価を下げながら買い貯めて行きます。
リーマンショックなどの大きな経済危機が来ても、時間が経てば相場は戻ります。
長く株式に投資すれば、配当金、株式分割などのメリットを逃さず享受できます。
仮に10万円で1000円の株価の株を100株買い、毎年3%の配当を貰うと10年後には配当金は3万円。株価が700円まで値下がりしても損にならないです。
資産作りのために注意する事!
- ★月払いの買い物:高い利息を払ってまで買い物はしない
- ★リボ払いはしない
- ★リスク資産への投資は自己責任、余裕資金で行う